きっかけは突然に!
大阪の外国語大学を卒業後、そのまま大阪で就職した原田さん。将来は地元に戻ろうと思っていたのに、きっかけを掴めないまま月日が過ぎていきました。地元を離れて9年経ったある時、不意にUターンのタイミングが訪れます。会社を辞めて大阪で新しい仕事を探すもなかなか決まらず、そこで実家のある山口県も視野に入れて探すことに。そして、実家(柳井市)から通える岩国市の会社(株式会社サンライン)の海外営業部の募集を見つけます。「大学で学んだ英語を活かせるかも!」と応募し、採用が決まって一旦実家へUターン。その後、結婚を機に岩国市へ。
海外営業部では、海外のお客様からくる英語のメールの確認や返信など、好きな英語を活かして働いていました。現在は、総務課で「サンライン」の認知度を高めるべく広報活動に尽力しています。
岩国のイイところ
「岩国は柳井よりちょっと便利かも」と笑顔で話す原田さん。柳井市との一番の違いは交通の利便性だと言います。新幹線の駅や空港が家から近くなり、旅行へのフットワークが軽くなったそうです。また、広島へのアクセスもよく、休日は大好きなショッピングへ出かけることも多いとか。「18歳から27歳まで都会で過ごしてきたので、今でもときどき都会へ行きたくなるんです」と笑います。
一方で、日常生活の買い物は近場で揃うのが岩国のいいところ。「岩国は暮らしやすい町ですね」と、充実した毎日を過ごされているようです。
学生の方へアドバイス
原田さんは学生時代、自己分析や業種・職種の選択が苦手だったそうです。でも、後から振り返ってみて、自分の強みや得意なことは、自分の「好き」と結びついていたことがわかったのだとか。
「まずは、好きなことを見つけること。好きなことなら努力を努力と思わず楽しく頑張れるし、つらいことがあっても乗り越えられると思うので…。好きなことを活かせる仕事を探してほしいです」と話してくれました。